患者さんの治療アウトカムに貢献するMR活動を
社会の変化に目を! データ駆動社会と地域包括ケアが始動
公開日時 2020/09/30 00:00
Interview東京医科歯科大学医学部附属病院薬剤部部長高橋弘充氏東京医科歯科大学の高橋弘充薬剤部長は、“リモート推進派”の一人だ。国がデジタル化を推進するなかで、新型コロナウイルス感染症の影響で、さらにこうした流れが加速している。ただ、リモートはあくまで情報伝達の手段に過ぎない。高橋部長は、情報提供の目的と質の重要性を強調する。その一つのカギを握るのが、医療現場が構築へと動き出した、地域包括ケアシステムだ。「我々がどうやって、地域包括ケアに貢献するか。求められている出口が見えないと常日頃から思っている。エリアの生の声を伝達してくれ、その礎になってくれるMRが一人でもいてくれれば、心強い」―。高橋部長に対面の面談の難しい今だからこそ、求められる新たなMR像を聞いた。...