宮崎市で多職種連携による二次骨折予防を推進
地域包括ケア推進とMRの役割(前編)
公開日時 2021/06/01 00:00
コロナ禍といえども、2025年を目途にした地域包括ケアシステムの構築は不可避であり、粛々と進めていかなければならない。一方、COVID-19感染拡大で医師との面談の減少を余儀なくされ、またぞろMRの存在意義が問われている。しかし、エリア内の医療機関や医師の情報に精通しているMRが地域包括ケアの推進に貢献することにより、自社製品のプレゼンスを高めることは可能だろう。アステラス製薬の松政太郎氏は、担当エリアで地域医療のニーズや課題を拾い上げ、医療従事者や介護職を対象にした勉強会を開催するなど、多職種間の関係づくり、連携推進をサポートしてきた。松政氏がかかわった活動から、今回は宮崎市田野地区における多職種連携による二次骨折予防の取り組みを中心に紹介する。(富井和司)専門医とGPの連携から多職種連携...