近年、急速に開催頻度が高まったメーカー主催による研究会・講演会。増えすぎて、医師が飽きてきているとの声も聞かれるが、本当のところはどうなのか。編集部が実施した医師600人調査によると、高評価のカギは実用性と最新情報の提供であり、医師のインサイトに刺されば、処方に影響力もあることが分かった。一方で、出席を減らす動きも示唆されており、内容の精査が必要な時期に来ていることがうかがえる。調査概要：エムスリー社の協力を得て、m3.com登録医師600人を対象にインターネットで実施した。対象医師は、第一標榜科が一般内科、循環器、消化器、呼吸器、神経内科、整形外科の医師各科100人（ＧＰ／ＨＰ各50人ずつ）。調査期間は13年12月18日～26日。なお、ＧＰは20床未満、ＨＰは20床以上とした。出席頻度約３...