厚労省 疼痛薬リリカと抗がん剤グリベック 新たな副作用で添付文書改訂指示
公開日時 2014/09/17 03:52
厚労省医薬食品局は9月16日、新たな副作用が判明した疼痛薬のリリカカプセル(ファイザー)と抗がん剤のグリベッグ錠(ノバルティスファーマ)について、添付文書を改訂するよう日本製薬団体連合会に通知で指示した。
リリカは、この3年間に薬剤との因果関係が否定できない劇症肝炎による死亡1例、同じく肝機能障害7例が確認されたため、「重大な副作用」の項に「劇症肝炎、肝機能障害」を追記し、注意喚起することになった。
グリベックは、消化管出血の原因の一つとされる「胃前庭部毛細血管拡張症」を「重大な副作用」の項に追記する。薬剤との因果関係が否定できない3例がここ3年で確認できたため。
改訂指示内容をまとめた一覧表は、こちら。