調剤する立場になって見えた地域、MRの姿
公開日時 2016/01/31 00:00
地域包括ケアの中で、製薬企業・MRは何ができるのか、各社とも、なおも摸索が続いている。その前に、いま地域で何が起きているのか、何が課題なのか、何が起きようとしているのかを知っておきたい。そこで編集部としては、元MR、そしていまは薬局薬剤師、薬局経営者であり、「MRファーマシスト」と称して活動する加納裕介氏に、地域包括ケアの現場をビビッドに伝えてもらうことにした。いちえ薬局管理薬剤師(滋賀県・近江八幡市)加納裕介初めまして。皆さんは聞いたこともない一薬剤師が「この連載でいったい何を伝えるの?」と疑問をお持ちではないでしょうか。答えは私の「元MR×いま薬剤師×薬局経営者」という3つの経験(視点)にあります。私に依頼があったのは「リアルな現場の声」です。3つの視点(複眼視点)から、ゲンバでは今何が...