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“必ずMRに訪問してほしい”は36% メールなどで可は17% 専門領域の情報入手で 医師調査

公開日時 2016/12/15 03:51

製薬企業のマーケティング支援を行うエム・シー・アイの調査レポート「医師版マルチメディア白書」の最新号(16年冬号)によると、医師が最も専門とする診療疾患の情報入手手段として、「必ずMRに訪問して欲しい」との割合が36%にとどまることがわかった。「必ずMRからの情報提供が必要だが、訪問できないときは電話やメールでもよい」との割合は17%だった。つまり、必ずMRによる情報提供が必要との割合は全体の53%だが、その中でも、必ずしも面談でなくても良いとの割合が3割程度いることになる。

同社はこの結果を受けて、「『MRが必要=訪問』との感覚があるなか、訪問以外の方法でも良いとの医師が一定数いると言える。病院など現地に行かなくても、MRは様々なツールやデジタルチャネルを活用して医師の情報ニーズに応えられるのではないか」としている。

同社では、MRからの情報提供の必要性はこれまでも調査していたが、訪問かそれ以外かといった手段を聞いたのは今回が初めてという。

■“MR以外からの情報提供でよい”は4割強、傾向変わらず

情報入手先として、「MR以外からでもよい」との割合は43%だった。過去の同様の調査と比べて、この割合に大きな変化はないという。そして、MR以外の情報入手先は▽研究会・学会が33%▽インターネット講演会が30%▽医療系ポータルサイトが22%▽製薬企業ウェブサイトが11%――などとなり、インターネット系が6割強を占めた。

最新号の調査は、製薬企業サイトやその他医療関係企業サイトを閲覧している医師を対象に実施した。有効回答者数は5020人で、内訳は30歳代以下21.2%、40歳代29.5%、50歳代35.7%、60歳代以上13.5%――。調査期間は10月3日~17日。方法はインターネット調査。情報入手手段の設問では、最も専門とする診療疾患でMRから定期的に情報入手している企業ごとに回答を求めたため、1万278件を母数として分析したものになる。

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