塩野義製薬株式会社 上席執行役員医薬事業本部長 畑中 一浩 氏
公開日時 2018/11/30 00:00
国内営業を大改革さらなる地域貢献目指す組織・役割・評価・育成全て見直すデジタル技術との融合着手塩野義製薬の国内医療用医薬品事業は、大きな変わり目にある。戦略主力品が生活習慣病薬からスペシャリティ薬へと変化することに加え、地域完結型医療に動く地域医療、ITの進化など外部環境の変化から、手代木功社長は、MRの役割を含め従来型の営業は通用しなくなることは必然だと強調する。その中で2018年4月、営業トップである医薬事業本部長が交代し、入社から28年のほとんどを開発部門に籍を置いてきた畑中一浩氏が就任。手代木社長からは、将来を見据えた新たな営業モデルを構築することを言い渡されたという。畑中本部長は、本誌に、さらなる地域貢献ができる営業を目指し、デジタル技術も活用しながら、MR・マネジャーの役割、組織...