自社品以外に担当してみたい製品が「ある」と答えたＭＲは49人で、全回答者の36％を占めた。担当してみたい製品を疾患領域別にみると、がん領域が最多となり、これまでの傾向と変わらなかった。ただ、担当したい製品は、５年連続１位のがん免疫療法薬オプジーボに代わって今回、その競合薬のキイトルーダがトップとなった。キイトルーダで「患者の役に立ちたい」との思いのほか、世界売上が100億ドルを超えた“製品力”も魅力に映ったようだ。コロナ禍を反映して、コロナワクチンや抗生物質・抗ウイルス薬を担当してみたいとのコメントも見られた。（神尾裕）ＭＲ意識調査恒例の「自社品以外で担当してみたい製品」を今回も聞いた。全回答者数が例年の半分程度ということもあり、担当してみたい製品が「ある」との回答者...